国家環境保護総局の潘岳副局長は13日、商業銀行や政策性銀行の融資行為に対する指導を強化するため、世界の比較的整った環境保護融資基準を参考にしつつ、中国の国情に合わせて「エコ融資指導リスト」と「汚染排出業界への融資指導」を作成することを明らかにした。銀行の環境に優しい産業やプロジェクトへの投資を奨励するとともに、環境汚染や生態環境破壊を招くプロジェクトへの融資を制限するもので、商業銀行が融資プロジェクトの審査に際して環境保護面での要請を明確にし、環境保護活動の推進者となることを目標に据える。
潘副局長によると、整ったエコ融資メカニズムを構築するために、同局は環境保護分野における金融部門とのより充実した情報交換・共有メカニズムをうち立てると同時に、企業の違法行為や環境リスクのレベル設定を検討し、銀行の融資審査によりよいサポートを提供していく方針だ。
「人民網日本語版」
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