中国国家環境保護総局と中国保険監督管理委員会はこのほど、環境汚染の責任保険制度の設立を図る文書を共同で発表しました。
それによりますと、2015年までに中国は環境汚染の責任保険制度をほぼ整備すると共に、全国に広めていくということです。
環境汚染の責任保険制度とは、発生可能な環境事故について企業が保険会社の保険に加入し、事故が起きた場合は、保険会社から被害者に対して賠償を行うものです。
今年、中国は危険な化学品を生産、経営、備蓄、輸送、使用する行う企業や、汚染事故を起こしやすい石油化学企業、それに危険な廃棄物の処理を行う企業を対象に試行することにしています。(翻訳:katsu)
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