中国国家環境保護総局の周生賢局長は22日、北京で、「2007年、中国は初めて、二酸化硫黄と化学的酸素要求量(COD)の排出量の減少を実現させた」と述べました。
周生賢局長は最新のデータを明らかにしませんでしたが、去年の11月の時点で、「2007年の第1四半期から第3四半期までに、二酸化硫黄の排出量は前の年の同じ時期より1.81%減少し、化学的酸素要求量も0.28%減少した」ことを明らかにしていました。
周生賢局長は同時に、「現在、中国の環境の状況は依然として厳しい。環境保護部門は今後も管理を強化し、価格、融資、投資などの手段を総合的に活用して、重点業界の汚染対策を促進するとともに、水質汚染の防止に力を入れ、飲用水の安全を確保していく必要がある」と述べました。
中国政府の計画によれば、2010年までに、全国の主要汚染物の排出量を2005年より10%減少させることになっています。(翻訳:玉華)
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