パレスチナ自治政府のアッバス議長は30日、カイロで、「イスラム原理主義組織ハマスが一定の条件を受け入れないなら、PLO・パレスチナ解放機構主流派のファタハは、ハマスと対話を行わない」と述べました。
アッバス議長は、エジプトのムバラク大統領と会談した後、また、「ハマスと対話する前提は、ハマスがガザ地区に対するコントロールを放棄し、選挙を前倒しするのに同意することだ」とした上で、「自治政府は、ガザ境界を管理する準備ができた」と述べました。
アッバス議長は29日、カイロ入りし、エジプトの関係者とガザ地区の情勢について話し合いました。また、別の報道によりますと、ハマスの代表団も30日、カイロに到着したということです。(翻訳:GK)
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