パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスは29日、「パレスチナ解放機構(PLO)ファタハがガザ地区で成立43周年を記念する集いを開くことを禁止する」と発表しました。
ハマス安全保障担当のジャラ氏はメディアに対し、「禁止令はガザ地区の住民の安全を守るためである。ファタハはこの集会を利用して、住民を傷つける恐れがある」と述べました。
ファタハのザアリ報道官はこれに対して、「ハマスが禁止令を出しても、ファタハは予定通り記念活動を行う」と表明しました。
ファタハは、12月31日から2008年の1月3日まで記念活動を開く予定です。これに先立ち、28日夜、ファタハを支持する数十名の大学生がガザ地区で記念活動の準備作業をしていて、ハマスによって逮捕されました。(翻訳:KH)
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