パレスチナイスラム抵抗運動・ハマスの高官、アハメド・ユーセフ氏が9日、アメリカのライス国務長官あてに公開書簡を発表し、アメリカ・EU欧州連合と対話したいとの呼びかけをしました。
この公開書簡はパレスチナ国内のウェブサイトで発表されたもので、ユーセフ氏はその中で、「ハマスがイデオロギー上、平和に反対する組織だと思われているようだが、これが誤解だ。ハマスは西側とイデオロギーで衝突することはなく、アメリカ、EU及びいかなる個人にも反対せず、彼らとの対話をずっと望んでいる」と述べた上で、「今こそ西側諸国がハマスと対話するグッドチャンスだ」と述べました。
関係筋によりますと、公開書簡はアニア氏を含めたハマスの高級官僚の認可を得たもので、国際的な制裁に直面しているハマスのジレンマや、イスラエルが大規模な軍事行動を起こすことに対する懸念を反映したものだと見られています。(翻訳:Yan)
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