中国国家発展改革委員会の責任者は、25日、「今年、中国は、需要と供給の両方から対策を講じて、価格の全体的な水準が急上昇することを抑えていく」ことを明らかにしました。
この責任者は、中国は引き続きマクロ規制を強化していくと述べた上で、その具体的な措置については、「安定した財政政策と通貨の引き締め政策を実施していく。また、固定資産への投資の伸びが速過ぎることを規制すると共に、エネルギー消費が高く、汚染物の排出が多く、そして生産過剰な業界の拡大を厳しく抑制する。それに、いろいろな通貨政策の手段を駆使して、通貨の貸付け総量やそのスピードを厳しくコントロールし、融資政策や産業政策の足並みをそろえていきたい」と述べました。
このほか、国は、農業生産への支援に力を入れ、農産品の供給を増やすことを通じて、物価を安定させていくことにしています。さらに、国は、政府が管理している商品やサービスの価格を安定させ、特に石油製品、天然ガス、電力などの価格は、当面値上げをしない方針です。(翻訳 朱丹陽)
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