アメリカのゲイツ国防長官は24日、「ブッシュ政権は今後イラクと両国関係に関する協定に調印する計画だ。これは、両国関係の正常化を実現するためのものであり、イラクで恒久的基地を設置するためではないし、次期アメリカ大統領がイラク問題から抜け出せなくするためのものでもない」と述べました。
ゲイツ国防長官はまた、「この協定は駐留軍の人数や恒久的基地の設置について言及せず、実質的な協議はまだ始まっていない」と述べました。
アメリカ国務省のケーシー報道官もこの日、「この協定の調印は両国関係正常化のためのもので、駐留軍の規模や軍事行動について言及していない。イラクで恒久的基地を設置しないというアメリカの立場は明確だ。ブッシュ政権がこの協定を利用して、次期大統領をイラク問題に釘付けにするという言い方は事実に合わない」と述べました。
ブッシュ政権は去年11月、「アメリカとイラクはすでに今後の両国関係に関する協定の協議に同意した」と表明しました。(翻訳:董)
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