イラクを訪問中のアメリカのライス国務長官は18日、「アメリカ、トルコ、イラクはクルド労働者党の武装勢力を取り締まることで共同の利益を有する。ただし、イラク北部の安定に脅威をもたらす行動には全て反対する」と述べました。
ライス国務長官はこの日開かれた記者会見で、「アメリカ、トルコとイラクは協力する必要がある。アメリカはすでに、民間人の死傷者を生む行為やイラク北部の安定を破壊する行為を注意深く見守っているとトルコ政府に表明した」と述べました。
また同じ日、ホワイトハウスのペリノ報道官は、「クルド労働者党の武装勢力はトルコ、イラク、アメリカに脅威をもたらしている。アメリカはトルコに対して、攻撃時に標的を明確にし、行動を制限するよう促した」と述べました。(翻訳:玉華)
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