スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラムに出席している専門家は23日、「アメリカ経済成長の減速はもう避けられないことだ。世界経済はおそらく、その影響を受ける可能性がある」と警告しました。一方、アメリカのライス国務長官は、「現在アメリカの経済構造が合理的で、基盤はしっかりしている。世界はアメリカ経済に自信を持つべきだ」と述べました。
アメリカの経済学者ノウリエル・ロウビニ氏はこの日行った世界の経済情勢に関するシンポジウムで、「アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が緊急に利下げを発表したが、この決定は依然としてアメリカ経済の後退を避けられない。アメリカ経済がハード・ランディングした中で、世界経済は影響を避けられない」と述べました。
一方、アメリカのライス国務長官はこの日、フォーラムの開幕式で、「アメリカ経済は強靭性があるものだ。アメリカは依然として、世界経済成長のけん引車の地位を保っている。人々は世界経済の持続成長に自信を持つべきだ。また、経済成長を促進するために措置を講じるべきだ」と語りました。(翻訳:玉華)
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