
FRB・アメリカ連邦準備制度理事会は22日、銀行間のフェデラルファンド(FF)金利を0.75%引き下げて、3.5%にしました。FRBは去年9月18日以来、4回に渡って金利を引き下げ、ここ数年来最も大きい利下げの幅になりました。
FRBはこの日、「金利引き下げを決定したのは、景気見通しが悪化し、下振れリスクが増大していることに対応するためだ」と説明しました。また、金融市場については、「短期資金市場の緊張はやや改善されてきたが、市場全体の状況は悪化し、一部の企業や家庭向けの貸し出しが細っている。また、不動産市場の収縮や求人市場の不況も依然として続いている」と懸念を表明しました。
また、同じ日、アメリカのポールソン財務長官も議会と政府に対して、減税について一日も早く合意し、難局に陥った経済の持続的な成長を促すよう求めました。(翻訳:玉華)
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