アメリカ中央情報局(CIA)のマイケル・ヘイデン局長は18日、「『アルカイダ』及びアフガニスタンにある『アルカイダ』の同盟が、パキスタンのブット元首相暗殺事件の背後にいる勢力だ」と指摘しました。これはアメリカの情報機関が、ブット元首相の暗殺事件に対してこれまで出した最もはっきりした声明です。
ヘイデン局長は、「『アルカイダ』の協力の下で、パキスタンの北西部に居住する部族のリーダー、マハスードが人を派遣して、ブット氏を暗殺した。この部族はまた、『アルカイダ』と共に、一連の暴力事件を起こし、パキスタンの安定にとって大きな脅威となっている」と述べました。
これに対して、マハスード側は、ブット元首相暗殺事件との関与を否認しています。(翻訳:周莉)
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