国連のイラク問題担当のデミストラ特使は、21日、国連安保理が開いたイラク問題に関する公開会議で、「このところ、イラクでの暴力事件が減っているが、イラクはまだ治安と政治分野で、深刻な情勢に直面している」と述べました。
デミストラ特使は、また、「イラク国内の各勢力は、政治面で共通認識に達することができなければ、治安問題では、永久的な解決方法は生まれない。国際社会は、今後もイラク政府に引き続き支援を行うべきだ」と語りました。(翻訳:任春生)