イラクのタラバニ大統領は20日、バグダッドで、イラク訪問中のフランスのクシュネル外相と会談しました。双方は、国連がイラク問題でより大きな役割を果たすべきだと示しました。
会談後の合同記者会見で、タラバニ大統領は、「国連がイラクでの役割を強化することはイラクに有利である」とした上で、クシュネル外相のイラク訪問は両国関係の発展にプラスとなり、フランスと「最もいい関係」を築くことを望んでいると述べました。
これに対して、クシュネル外相は、「イラクの国内紛争は『耐えられない』もので、フランスはイラク国内のテロ活動を取り締まる面で役割を果たしたい」という姿勢を表明したうえで、「イラクの今後の民主と平和を実現することは、国連の関連決議の枠組みの下で推進すべきだ」と述べました。
(翻訳:東)
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