アメリカのPew Research Center(世論調査機関)が5日に発表した所によりますと、多くのアメリカ人は、アメリカ軍とマスコミが発表するイラク情勢に関する情報に不信感を持っていることが明らかになりました。
調査結果によりますと、1000人以上の調査対象の中、アメリカ軍が発表するイラクでの軍事行動についての情報に不信感を持つ人は52%を占め、アメリカのマスコミによる報道に不信感を持つ人は60%を占めているとのことです。
4年前イラク戦争勃発当初に行われた世論調査の結果によりますと、当時は調査対象の85%がアメリカ軍による情報が信頼できると思っており、81%がアメリカのマスコミによる報道内容が正しいと確信していたとのことです。
これについて、Pew Research Center(世論調査機関)の責任者は、「この二つの世論調査の結果には大きな違いがあるが、イラク戦争に対するアメリカ人の考え方が変わったことを示している。イラク情勢の変化について、アメリカ国民は政府、軍隊、マスコミへの信頼を失っている」との考えを示しました。(翻訳:姜平)
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