中国を訪問中のアメリカのネグロポンテ副長官は17日、北京のアメリカ大使館での記者会見で、「台湾という名義で国連に加盟するための住民投票は誤りだ。これは台湾当局の挑発的な政策である」と述べました。
ネグロポンテ副長官はこの中で、「ライス国務長官が去年12月に同じ考え方を示したが、ここで重ねて表明する」と断ったうえで、「米中間の三つの共同コミュニケが対中政策の基礎であり、アメリカはこれを守っていく」と述べました。
ネグロポンテ副長官はまた、「現在、米中双方は朝鮮半島の核問題を巡る6ヶ国協議、スーダンのダルフール問題などを含む数多くの分野で協力をしている。アメリカと中国は、国際問題ではパートナーであり、こうした関係を続けていけば、国際社会にもプラスとなる」と語りました。(翻訳:KH)
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