アラブ連盟のムーサ事務局長は9日、レバノン政治危機の解決に新たな外交努力を払うため、ベイルートを訪れました。ムーサ事務局長は、「レバノンは危機の状態にあるが、この危機を解決する可能性は依然としてある」と述べました。
ムーサ事務局長は、「アラブ連盟が5日、レバノン問題について採択した決議は非常にはっきりしており、解釈する必要がない。レバノンの各派は和解を通じて当面の危機を解決すべきだ」と強調しました。
別の報道によりますと、ヨルダンの国王アブドラ2世は9日、アンマンでレバノン首相と会談した際、「この決議を遵守すれば、レバノンの政治分裂を無くす道を開くだろう」と述べました。
また、サウジアラビアのサウド外相はこの日、「当面の政治危機を解決するため、スライマーン国軍司令官を大統領に推すよう促しました。(翻訳:董)
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