アラブ連盟は23日、アメリカで来週開かれる中東和平国際会議に外相級を派遣することを決めました。

　アラブ連盟はこの日、エジプトの首都カイロにある本部で外相級特別会議を開き、当面の情勢を分析して、アラブ諸国の中東和平国際会議に参加する立場を調整しました。サウジアラビアのサワド外相は会議の後「アラブ連盟は中東和平国際会議に参加し、パレスチナ問題を最終的に解決し、中東地区の平和を実現する」と発表しました。

　会議に出席したパレスチナ自治政府のアッバス議長は「中東問題国際会議はパレスチナ問題をめぐる交渉の新しいスタートだ。イスラエルとの協定はできるだけはやく達成するよう期待する」と述べました。

　アメリカはこの日、アラブ連盟が中東和平国際会議に外相級を派遣することに歓迎の意を表しました。（11/24　翻訳：Yin）