アラブ連盟のムーサ事務局長は18日、トルコとイラクが話し合いを通じて、トルコとイラク国内にあるクルド労働者党の武装勢力との危機を解決するよう呼びかけました。
これは、ムーサ事務局長がこの日アラブ連盟を訪問したトルコのアリ・ババジャン外相と会談した後に開いた共同記者会見で述べたものです。ムーサ事務局長は席上、「トルコとイラクの治安は、アラブ連盟が関心を寄せる問題だ」と述べました。
また、クウェートのムハンマド・サバハ外相はこの日、トルコがイラクとの国境での治安問題を解決する際には最大限に自制を保ち、双方が対話と交渉を通じて問題を解決し、武力を使わないよう呼びかけました。
また、別の報道によりますと、国連報道官のモンタス女史もこの日、「国連のパン・ギムン事務総長は、イラク政府とクルド地方政府が有効な措置を取り、トルコのクルド労働者党武装勢力がイラクの領土を利用してトルコを攻撃することを防止するよう呼びかけている」と述べました。(翻訳:玉華)
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