27日から中国を訪問していた日本の福田康夫首相は30日午後、山東省の済南から特別機で帰国の途につきました。
北京滞在期間中、福田首相は胡錦涛国家主席ら中国の首脳と会談しました。その中で、両国関係や国際問題について突っ込んだ話し合いを行いました。双方は、両国関係を新たな段階に進めることで一致し、東中国海問題について新たな共通認識に達しました。また、胡錦涛国家主席が来年、日本を訪問することで合意しました。
台湾問題について福田首相は、「『二つの中国』または『一つの中国、一つの台湾』という立場はとっていないし、台湾の国連加盟やそれに関する住民投票を支持しない」と表明しました。
また、日本は、過去をきちんと見据え、反省すべき点を反省するとした上で、「日本は、平和発展の道を堅持し、未来に向けた日中関係を構築していきたい」と述べました。(翻訳:鵬)
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