ロシアのラブロフ外相は、このほど、アメリカが東ヨーロッパにミサイル防衛システムを構築するのは、イランのミサイル脅威を防ぐためでなく、ロシアを牽制するためだと指摘しました。
ラブロフ外相は、「ミサイル防衛システムの構築に関して、アメリカが一方的な態度を取っているため、ロシアとアメリカが話し合うのは困難だ。ロシアはこれを懸念している」と述べました。
ラブロフ外相はさらに、「イラン政権を転覆するいかなる行為にも反対する。ロシアとアメリカは、イランの核問題について、イランの現政権を変えるのではなく、核計画に軍事目的を持たせないことですでに意見を一致させている」と述べました。
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