ロシア連邦武装戦闘訓練総局のシャマノフ局長は18日、「ロシア国防省は2008年1月中旬までにアメリカの東ヨーロッパにおけるミサイル防衛システム設置に対応する軍事計画を制定する」と明らかにしました。
シャマノフ局長は「アメリカが東ヨーロッパにミサイル防衛システムを設置するという事実に対して、ロシアは対応措置を取らざるを得なくなった。計画はロシア連邦の軍事指導者の批准を得てから発表される」と語りました。
今年1月、アメリカはポーランドとチェコにミサイル防衛基地を設置することについて交渉を求めました。そしてポーランドで迎撃ミサイルを10基設置し、チェコでもレーダー基地の設置を計画しています。ロシアはこれに対して、反対しており、「この計画はロシアの安全を脅かすものだ」としています。ロシアとアメリカがこの問題をめぐって行った話し合いでも意見がまだ一致していません。(12/19 翻訳:Yin)
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