ロシア外務省は、23日、「アメリカは、21日、ポーランドとチェコへのミサイル防衛システム配備についての文書による計画案をロシア側に提出したが、その内容は、アメリカ政府がこのほど示した意向と異なっている」と述べ、不満の意を表しました。
それによりますと、前月モスクワで行われた米ロ「2プラス2」会合で、アメリカ側は、ヨーロッパでのミサイル配備がロシアの安全を損なわないと表明したものの、この文書では、それに触れていなかったということです。(翻訳:GK)