ロシア最高裁判所は24日、プーチン大統領が下院選挙の前に行った選挙活動は合法だという決定を下し、野党の訴えを退けました。
イタル・タス通信によりますと、野党の「右派勢力連合」は、プーチン大統領が10月18日テレビとラジオの全国向け放送を利用して、与党「統一ロシア」を宣伝したことはロシアの関連法律に違反しており、プーチン大統領の下院の選挙活動に参加する資格を取り消すよう最高裁判所に訴えました。
これについて、ロシア最高裁判所は24日決定を下し、「プーチン大統領は、公職を行うにあたって、法律には違反していない」として、『右派勢力連合』の訴えを退けました。
第5回ロシア下院選挙は12月2日に行われます。プーチン大統領は、10月初め、「統一ロシア」を率いて、この選挙に参加すると発表しました。(翻訳:任春生)
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