世界銀行のゼーリック総裁は18日北京で、中国が世界の発展で果たしている役割、及びエネルギー消費と汚染物質の削減に払った努力を高く評価しました。
ゼーリック総裁は中国政府の招きに応じて、14日から18日まで中国を訪れました。18日に行われた記者会見でゼーリック総裁は「中国政府は、エネルギーの利用効率の向上と温室効果ガスの削減のためにすばらしい目標を制定した。中国の環境保護事業を支援するのは、中国における世界銀行の最も重要な任務だ」と述べました。
また、ゼーリック総裁は「中国が経済の成長、環境保護、人材の育成を推し進めるやり方は、発展途上国、特にアフリカ諸国にとって貴重な参考になる。世界銀行は、中国との協力を通じて、中国が成功を収めた理念とやり方を世界各国に広めていきたい」と語りました。
今年1月から6月まで、中国のGDP 1万元当たりのエネルギー消費は去年の同じ時期より2.78%下がりました。また、今年の1月から9月までの期間に、中国全国の二酸化硫黄の排出量は、去年の同じ時期より1.81%下がり、この減少傾向は今後も続く見込みです。(翻訳:katsu)
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