中米両国は北京で11日、中国人団体旅行客による米国旅行の円滑化に関する覚書に正式に調印した。中国人の米国への団体旅行が解禁される。広東省の旅行会社によると、団体旅行の実現までにはまだ半年ほどかかるという。「深セン商報」が伝えた。
覚書の調印を受け、米国は中国人への旅行ビザの発給を開始する。もう中国人が米国へ旅行するためにビジネスビザ、留学ビザ、業務ビザ、親族訪問ビザなどの助けを借りる必要はなくなるのだ。これについて広東省の旅行会社は、団体旅行の実現までには半年ほどかかるうえ、ビザや費用などの要因も加わるので、旅行解禁時の旅行者の爆発的な「急増」現象はないと予測している。
米国旅行の費用が全体的に高めであることから、当面各旅行会社は、2万元の「米国周遊10日間」、2万3000ー2万5000元の「米国・カナダ14日間」といった周遊パックを中心に打ち出すことになるという。(編集NA)
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