『国連気候変動枠組み条約』事務局のブア事務局長は、6日インドネシアのバリ島で開かれた国連気候変動会議で発言し、「より汚染度の低い生産体系であるクリーナープロダクションメカニズムは『京都議定書』が定めた重要なメカニズムの一つだ。国際社会はアフリカでのクリーナープロダクションプロジェクトを増やすべきだ」と述べました。
ブア事務局長はこの日の午後の記者会見で、「クリーナープロダクションメカニズムによるプロジェクトは、アフリカ諸国の気候変動への対応能力の向上にとって極めて重要であることから、国際社会はアフリカでのこのようなプロジェクトへの投資を拡大すべきだ」と指摘しました。
別の報道によりますと、世界自然保護基金欧州事務局の責任者ステパン・シンガー氏は、このほど記者会見で、「気候変動問題においては、先進国が率先して自国の温室効果ガスの排出量を大幅に消減すると同時に、発展途上国に対して資金やクリーンエネルギー技術などの面における支援を強化すべきだ」と述べました。(翻訳:周莉)
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