国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の第13回締約国会合(COPー13)は3日、インドネシアのバリ島で開幕しました。「国連気候変動枠組み条約」のアイボ・デ・ブア(Yvo de Boer)事務局長は開幕式で、「工業国は気候変動の問題を解決するプロセスの中で、率先して役割を果たす必要がある」と指摘しました。
アイボ・デ・ブア事務局長はその中で、「それぞれの事情を考えれば、排出削減の目標は実現できない。しかし、以下の4点をクリアすれば、この目標が実現できると信じている。まず、工業国は引き続き先頭に立たなければならない。第二に、先進国と発展途上国が協力して共に発展していく。第三に、化石燃料の継続使用を認める。第四に、すべての国は気候変動に対応する能力を高める必要がある」と述べました。
今回の会合は3日から14日にかけて行われることになっています。(翻訳:KH)
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