国連経済社会局は28日、「2007年世界社会状況報告書」を発表しました。この報告書は、「世界的に就業の伸びは経済成長より遅れる現象が現れている。人々がよりよい仕事を享有できることをいかに確保するかは人類社会が直面する課題となっている」と指摘しています。
報告書では、「1996年から2006年までの間、世界経済は毎年3.8%のスピードで成長している。一方、同じ時期の失業率は6%から6.3%に増加し、就業と経済成長が同時性はないという現象が現れている」としています。
また、報告書は、「多くの地域の就業と仕事は非公式化の傾向が現れ、短期契約が普遍である。労働者は権利を守る意識がない。安全保障も足りない。それと同時に、各国の社会保障や、医療衛生、老後の保障はいずれも大きな圧力を受けている」と指摘しています。(翻訳:玉華)
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