12月2日は「国際奴隷制度廃止デー」ですが、国連のパン・ギムン事務総長はこの日談話を発表し、国際社会に対して現代の奴隷制度の取り締まりを呼びかけました。
パン・ギムン事務総長は、「世界では、今も数百万人が奴隷として、人身売買、強制労働、性的搾取などの被害者になっている」とした上で、国際社会が力をあわせて、『国連憲章』に確約された人々の平等な権利を実現させ、人間の自由、尊厳、人権を奪う行為を取り締まるよう呼びかけました。
国連は1949年に、毎年12月2日を「国際奴隷制度廃止デー」と定めました。(翻訳:KH)
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