国連のパン・ギムン事務総長は6日、「イランはIAEA・国際原子力機関と十分に協力し、過去の核開発に関する活動をはっきりさせるべきだ」と述べました。
パン・ギムン事務総長はこの日メディアに対して、「イランはIAEAとの協力を誠実に行い、今まで達した合意を履行し、安保理の関連決議を実行すべきだ」と述べると同時に、「イラン核問題は安保理によって解決されなければならない」と指摘しました。
一方、同じ日、フランスのサルコジ大統領はパリで、ドイツのメルケル首相と会談した際、「国際社会にとって、イランは依然として一つの脅威である」と述べた上で、「イラン核問題を解決するため、強硬と対話という両方の姿勢を保ちながら、ウラン濃縮作業を停止させなければならない」と述べました。これに対して、メルケル首相は、「この問題を解決するためには、いろいろな努力が必要だ。一つは、国際社会が引き続きイランと対話すること。もう一つは、安保理がイランに対して引き続き圧力をかけることだ」と述べた後、この面における中国とロシアの努力について評価しました。(翻訳:ooeiei)
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