中国証券監督管理委員会研究部の王欧・副主任は2日、上海で開催された「中国上場企業トップ100トップフォーラム」で、中国A株市場における証券口座開設数がすでに1億2千万件に達したことを明らかにした。「中国新聞網」が伝えた。
王副主任によると、06年のA株の上昇率は140%に達し、上昇幅はベトナムに続き、世界2位だった。A株市場の時価総額は30兆元、一日の売買高は2千億元になった。A株市場は世界の中でも業界が多様化している株式市場のひつととなった。
王副主任によると、中国株式市場はこの2年間で高成長を遂げ、すでに中国国民の財テクの対象となっている。2005年中国国民の金融資産のうち、86%が現金および預金で、株式は6%に過ぎなかった。だが今年には、株式の占める割合は15%にまで上昇し、現金および預金は71%に下がっている。
今年11月23日時点で、上海・深セン両市場のA株上場企業は合計1509社に及び、前年比13.9%の伸びを見せている。上場企業の時価総額の対GDP比率は、株権分置改革(非流通株改革)前の17.7%から2006年には44%に上昇した。中国上場企業の時価総額はGDPを超え、19兆元に達している。
王欧副主任は、中国株式市場はすでに国民の経済状況を代表できるものとなったとしている。(編集WM)
「人民網日本語版」より
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