ロシアのラブロフ外相は19日、弾道ミサイルの防衛問題におけるアメリカとの意見の食い違いについて、口頭ではなく、書面の提案を出すようアメリカ側に呼びかけました。
ロシアタス通信の報道によりますと、ラブロフ外相は、「今月12日モスクワで行われた露米外相や国防相の閣僚級会議で、ロシアとアメリカの弾道ミサイル防衛問題における意見の食い違いを解決するため、アメリカは一連の口頭提案を出し、書面にまとめてロシア側に引き渡すと約束したが、ロシア側はいまでもその関連提案をもらっていない」と述べました。
ラブロフ外相はまた、「イランにはアメリカがヨーロッパで配置する予定の弾道ミサイル防衛システムに対するミサイルはないため、イラン国内からアメリカやヨーロッパに対するミサイルの脅威は成り立たない。しかも、アメリカの弾道ミサイル防衛計画はロシアの利益に関わっている」と述べました。(10/20 翻訳者:Lin)
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