エジプトの中東通信によりますと、アラブ連盟のムーサ事務局長はこの日、アラブ諸国やイランに対して、イラク問題について最高レベルの対話を行い、イラクの当面の危機解決を支援するよう呼びかけました。
ムーサ事務局長はその際、「関係諸国は、イラクをいかに援助するかという面で一致に達さなければならず、アラブ諸国とイランはイラク問題で同じ立場に立たなければならない。もし、外国軍隊がイラクから撤退すれば、イラクは新しい姿で独立することができるだろう。イランと一部の大国がイラクの権力を取る可能性はあまりない」と述べました。
ムーサ事務局長は、「アラブ連盟のイラク問題での立場は、イラク国民が和解を実現し、派別の衝突をなくし、互いに公民の権利を尊重することを支援するというものだ」と語りました。(翻訳:玉華)
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