アラブ連盟とEU・欧州連合は7日、スーダンのダルフール問題をめぐってタンザニアのアリューシャで開かれた国際会議で収めた成果を歓迎する意向をそれぞれ表明しました。
アラブ連盟のアハメッド・ビンハラ副秘書長はこの日声明を発表し「アリューシャ会議で達した合意を実行に移すべきだ。特にダルフール地区で暴力的な行動を停止しなければならない。このことはスーダン政府が反政府組織と和平交渉を再び開始するための大切な要素の一つだ」と強調しました。
EUの外交と安全保障政策を担当するソラナ上級代表も7日声明を発表し「アリューシャ会議によってダルフール地区の和平プロセスは大きな一歩を踏み出した。ダルフール地区の反政府武装勢力の指導者が合意した共通の立場は、今後数ヶ月以内に和平交渉を開催することを可能にした」と述べました。(08/08 翻訳:Yin)
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