第8回中日韓三ヶ国首脳会議が20日午前、シンガポールで開かれました。中国の温家宝首相、韓国のノムヒョン大統領、日本の福田康夫首相が出席しました。

　温家宝首相はこの中で、「三ヶ国は引き続き地域の平和を守り、共同発展を促すと共に、調和の取れたアジアの構築という戦略的な角度から、社会制度、イデオロギー、価値観、発展様式の違いを乗り越え、平和共存、全面協力、互恵共栄、共同発展の方向に向かって進むべきだ」と語りました。

　三ヶ国の首脳はまた投資や貿易、金融、非伝統安全保障などの分野での協力について、多くの共通認識に達したほか、各国のアフリカ政策について対話を行うことを決めました。

　また、三ヶ国の首脳は朝鮮半島の和平メカニズムについて意見を交わすと共に、ASEAN（東南アジア諸国連合）の一体化建設を支持することで見解の一致を見ました。（11/20　翻訳者：Lin）