アメリカのブッシュ大統領は16日、ホワイトハウスで日本の福田康夫首相と会談しました。
会談後の記者会見で、両国首脳は日米同盟関係の重要性を強調しました。ブッシュ大統領は、「米日同盟関係は両国の安全と平和の基礎であり、さらに強化していきたい」と述べました。これに対し、福田首相は、「国際問題の解決には、日米同盟は不可欠なものだ。新しいテロ特別措置法の国会での採択を目指し、海上自衛隊がインド洋でアメリカやイギリスなどの軍艦への給油活動を一日も早く回復させたい」と語りました。
朝鮮半島の核問題についてブッシュ大統領は、「六カ国協議は朝鮮の核計画放棄で重要な成果を収めた。しかし、朝鮮半島の非核化目標を実現させるには、まだ沢山の任務がある。日本と朝鮮の間に拉致問題が存在していることを忘れていない」と語りました。
イランの核問題について、ブッシュ大統領と福田首相は、イランが核兵器を保有すれば、中東地域やその他の地域に脅威をもたらし、外交手段によってこの問題を解決することで見解の一致を示しました。(11/17 翻訳者:Lin)
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