朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議で日本の首席代表をつとめる佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は26日午前、東京で、アメリカの首席代表であるヒル国務次官補と会談を行ないました。双方は、「6カ国協議の中で協力を強化する」と述べました。
佐々江賢一郎首席代表は会談の中で、日朝関係の進展を推進する上で、アメリカの協力を求めました。一方、ヒル首席代表は、「もし日朝関係が改善できなければ、6カ国協議は目標を実現することができなくなる」と述べました。
双方は、日米は朝鮮の核施設の無能力化を中心とするという次の段階の措置の実効性を高めるために協力を強めることで一致しました。
また、ロシアのロシュコフ首席代表は26日、北京で、「ロシア側は新段階の6カ国協議に対して慎重に楽観している」と述べました。
ロシュコフ首席代表はまた、「6カ国協議はすでに一部で成果を収めた。各国は引き続き努力し、協議で新たな進展を得るよう努力しなければならない」と語りました。(翻訳:玉華)
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