日本の共同通信が7日、日本とアメリカは1969年に、アメリカ軍が有事の際に核を持ち込むことを認めた日米密約を締結したと報道しました。
それによりますと、日本の学者がこのほど、アメリカ国立公文書館から2005年に機密解除された文書を入手しており、この文書には当時のアメリカの大統領補佐官だったキッシンジャー氏が1969年11月12日に当時のニクソン大統領にあてたメモで、佐藤栄作首相との密約締結手順が記載されています。そしてその年の11月19日から21日にかけて、日米両国首脳が会談を行い、沖縄返還協定を結び、両国首脳は会談した際この密約に調印したしたということです。
一方、日本政府はこれまでこの密約の存在を否定しています。(翻訳:玉華)
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