インドの新聞紙「タイムズ・オブ・インディア」は18日、「インドとアメリカの民用核エネルギー協力におけるインド側の立場をアメリカ側は受入れることはできないとして、アメリカのバーンズ首席交渉代表は、今月下旬のインド訪問とインドとの関連協定の調印を延期することを決めた」と報道しました。
インド側は先週、次ぎの段階における交渉内容とその立場をアメリカに通告したところ、アメリカ側はこれは受け入れられないと表明したものです。
報道によりますと、インド側は、使用済み核燃料の処理権をもつことを要求し、これが拒否されれば、双方の最終協議には調印しないと表明しました。これに対しアメリカ側は、使用済みの核設備と燃料を回収する権利はアメリカにあると主張しました。(翻訳 朱丹陽)
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