アメリカのブッシュ大統領は7日、アメリカを訪問中のサルコジ・フランス大統領と会談した後、イランが核を保有することは危険なことだ。アメリカは外交手段により、イラン核問題の解決を図りたい」と述べました。

　会談後、双方は共同記者会見を行い、この中で、ブッシュ大統領は、「イランが核兵器を放棄するようフランスと共に努力をしたい」との意向を明らかにしました。また、サルコジ大統領は、「イランの核保有は許すことはできないが、一方、イランには民生用核エネルギーの開発を行う権利がある」と述べました。

　なお、この日、サルコジ大統領はアメリカの国会で演説を行い、「両国間の友好と協力関係は揺ぎないものである」と強調しました。（翻訳　王秀閣）