胡錦涛国家主席と温家宝首相が5日それぞれ祝電を送り、中国初の月探査衛星「嫦娥一号」が、近月点での初の減速に成功し、月の周回軌道に乗ったことに祝意を表明しました。
胡錦涛国家主席と温家宝首相は、今回の月探査プロジェクトの参加した人々が、これからも高い基準を目指し、高い効率に向けて努力し、このプロジェクトの成功を勝取るよう期待しました。
北京宇宙飛行コントロールセンターによりますと、近月点での減速成功は、「嫦娥一号」の月探査活動がまもなく始まることを示していており、これは、地球から38万キロ離れた衛星への中国のコントロール能力を現すものとして注目されています。
「嫦娥一号」は6日と7日、近月点で再度減速し、月への探査活動をスタートします。
中国初の月探査衛星「嫦娥一号」は北京時間の5日午前11時37分、近月点での初の減速に成功し、月周回軌道に入りました。
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