北京宇宙飛行コントロールセンターによりますと、中国初の月探査衛星「嫦娥一号」に対して、4日に実施される予定だった軌道調整は必要がなくなり、「嫦娥一号」は現在の軌道に沿って月探査の目的地へ向かいます。
北京宇宙飛行コントロールセンターは2日に「嫦娥一号」に対して初めての軌道調整を行い、その後の調整はもう必要がなくなりました。これは、中国の衛星軌道測定やコントロール技術が新しいレベルに達したことを意味しています。
月探査プロジェクトの総指揮・欒恩傑氏は、「『嫦娥一号』は5日に月探査の目的地にたどり着く予定だ。現在の飛行状況から見れば、各システムは良好で安定している」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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