ウズベキスタンの首都タシケントで開かれた上海協力機構の首相理事会第6回会議が2日、共同コミュニケを発表して閉幕しました。
共同コミュニケは、「今年8月の首脳会議で採択されたビシケクサミットの成果に基づいて、会議に参加した首相たちは、各加盟国が経済、投資、革新、科学、教育、文化などの分野での協力を強化する措置を話し合い、採択した。また、各加盟国がエネルギー、環境保護、及び鉄道運輸などの分野での協力を強化することでも合意した」と述べています。
また、各加盟国の代表団は貿易や文化の協力を深めるといった一連の問題を討議しました。
首相理事会会議に出席した中国の温家宝首相は、地域の経済協力を強め、地域内の資金、資源、市場などの優位性を互いに補完し合うよう各加盟国に呼びかけました。
温家宝首相はこの日、ウズベキスタンのカリモフ大統領やカザフスタンのマシモフ首相とそれぞれ会談しました。(翻訳:玉華)
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