現地時間の17日午後、上海協力機構の加盟国がロシアのチェリャビンスクで、反テロ合同軍事演習を行ないました。中国の胡錦涛国家主席をはじめ、上海協力機構の首脳や国防長官らがこの演習に立ち合いました。
今回の合同演習の狙いは国境地帯に残されているテロリストの掃討で、偵察から全滅まで五つの段階に分けて行なわれました。上海協力機構の六つの加盟国から、およそ4000人の軍人が参加しました。
上海協力機構が発足して以来、すべての加盟国がこの合同軍事演習に参加したのは、今回が初めてです。
「平和の使命2007」と呼ばれる、この大規模な反テロ合同軍事演習の終了式が現地時間の17日午後6時すぎに行なわれ、上海協力機構の六つの加盟国の国防長官がこの終了式に出席しました。
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