中国中部の河南省は26日、50基余りの小規模火力発電施設を閉鎖しました。これによって、中国は、今年中に、1000万キロワットのエネルギー消費と汚染度が高い小規模火力発電施設を閉鎖する目標を2ヶ月繰上げて実現しました。
推計によりますと、これらの施設を閉鎖することにより、年間、1450万トンの石炭を節約し、二酸化炭素の排出を2900万トン削減できるということです。
ここ数年、中国の電力工業は急速に発展しています。しかし、電力構造はまだ合理的ではありません。特にエネルギー消費が多く、汚染度が高い小規模火力発電施設の比率が高いため、省エネと汚染物質の排出削減を遅らせる大きな原因となっています。(翻訳:玉華)
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