中国科学院の路甬祥院長は、19日、北京で、「中国科学院としては、エネルギーの持続発展における重要な研究に力を入れていきたい」と強調しました。
これは、路甬祥院長がこの日開かれた中国科学院主催のエネルギー持続可能発展戦略会議で述べたものです。この中で、路甬祥院長は中国科学院の今後の研究活動について、「太陽エネルギーや燃料電池などに関する重要な材料や部品の研究に力を入れていきたい。また、生産力が高く品質のいいエネルギー植物の新しい品種を選別し、栽培していく計画だ。そして、更に、効率的で進んだ省エネの技術を発展させて、関連産業の発展を先導し、国のエネルギー持続可能な発展戦略のために力強い科学技術面でのサポートを提供していきたい」と述べました。
2010年のGDP単位当たりエネルギー消費を2005年より凡そ20%削減するという目標を実現するため、現在、中国政府は、省エネや再生エネルギーの発展を促すさまざまな対策を取っています。(翻訳 朱丹陽)
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