中国再生エネルギー学会の石定寰会長は18日、「今後30年ないし50年の間に、再生エネルギーの割合はエネルギー供給全体の30%以上に達し、重要な地位を占めるようになる」と述べました。
これは、この日に開かれた2007年世界太陽エネルギー会議の開幕式で述べたものです。石定寰会長はその中で、「2020年から2030年までの間に、中国では、小型水力発電所の建設がほぼ完成し、また、そのとき、水力発電による発電能力は1億キロワットアワーに達し、全体の10%程度を占める。2050年時点での風力発電能力は、3億から5億キロワットアワーに達し、生物資源を利用したエネルギーは農村や交通輸送エネルギー供給の中で重要な地位を占めるようになる」と述べました。
その時期になると、再生エネルギーの供給は30%以上を占め、エネルギーの安全確保と温室効果ガスの排出減少に大きな役割を果たすことになります。(翻訳:董燕華)
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