北京市の吉林・常務副市長は11日、「ノーベル賞受賞者北京フォーラム2007」で、北京はエネルギー安全・応急システムの構築を検討中であると述べた。「北京晨報」が伝えた。
吉林副市長の発言内容は次の通り。
▽北京は、従来の石炭を主としたエネルギー構造を改め、良質のクリーンエネルギーを重点的に発展・導入し、電力を主とし、石炭、天然ガス、石油を副とし、新エネルギー、再生可能エネルギーで補うエネルギー構造を構築していく。
▽北京で新築される居住用建物に対して、省エネ率65%という設計基準を厳格に適用し、大型公共建築物に対する省エネ改造を徐々に進め、建築物における省エネを推進する。
▽北京は、エネルギー安全警告・応急対応システムを構築する。
▽石炭、電力、石油、天然ガス、熱など各種エネルギー応急マニュアルおよびエネルギー調整応急マニュアルを完備し、緊急事態への政府の対応管理力を高める。(編集KM)「人民網」
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