国連安保理は5日会議を開き、ガンバリ事務総長特別顧問からミャンマー情勢に関する報告を受けました。
ガンバリ特別顧問は、その際、「ミャンマーの危機は、主に国民が社会経済情勢に不満を感じていることによる。ミャンマー政府は今、積極的な行動を取っている」と述べ、「ミャンマーの将来はミャンマー政府とすべての国民が握っている」と強調しました。
パン・ギムン事務総長は、ミャンマー指導者のタン・シュエ氏がアウン・サン・スー・チー氏と条件付きで話し合いたいとの態度を表明したことに歓迎の意を示し、一日も早く対話するよう期待しました。
ミャンマーのキョウ・ティン・スエ(Kyaw Tint Swe)国連大使は、「ミャンマー情勢は国際的な平和と安全にとって脅威にならない。安保理は事務総長の斡旋活動に影響するいかなる行動も取らないでほしい」と呼びかけました。
一方、中国の王光亜国連大使は、「ミャンマーの将来はミャンマー国民と政府が自らの努力で解決しなければならない。安保理はこの問題について慎重かつ責任ある態度で、事務総長の斡旋にプラスとなる行動をとってもらいたい」と主張しました。(翻訳:周莉)
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